まどからはじまる5つの物語

カテゴリなし 2026.01.12

Episode05「くつろぎまど」

窓からの夜風と月の明かりが
大人のリラックスタイムを演出

一日のうちで一番リラックスしてくつろげるときは何時だろう? たぶん多くのお母さんにとって、それは家事を終わらせて子どもが寝静まった夜の時間。あまり長くはとれないその時間は、ときには15分ということもある。宝物のような自分のためだけの時間…。

日中は家事や仕事に追われ、さまざまな予定をこなし、あらゆる情報をキャッチして目まぐるしく時が刻まれていく。だからこそそんな時間はなんにもしないほうがいい。テレビもパソコンも、スマホだって遠ざけて、頭を空っぽにしてせわしない日常からちょっとの間だけ解放されたい。

必要なのは疲れた心を癒し、体をときほぐしてくれるもの。例えば、騒がしい音楽よりかすかに聴こえる虫の声。心地よい夜風や草木や花のほのかな香り…。忙しい一日の終わりに、静かな空間で日常とは正反対の環境を味わうことができたら―――

“一日の終わりのリラックスタイム”がテーマ。その日の疲れを回復し、気分をリセットするための時間と空間について考えてみました。
疲れがたまっているときって、外の自然や風を感じて気分をリフレッシュしたいと思いませんか? そこで登場するのが「くつろぎまど」。一日の終わり=夜という時間帯に、外の空気や夜空の景色を心地よく部屋の中に取り込むことができる窓なのです。

心を癒してくれる
自然を感じる窓の存在

そこに外の自然をうまく取り込める窓、『くつろぎまど』があったらよりリラックスできると思います」

上下に分かれたスリット窓で
安心安全に外の自然を取り込む

では、「くつろぎまど」とは具体的にどんな窓なのでしょうか?

一軒家の1階で、しかも一日の終わりなので夜という時間帯。となると、オープンな空間は敬遠しがちですよね」

そこで考えたのが、横長のスリット窓を壁の上下に一列ずつ配置する方法。中央は壁になっているので外からの視線もしっかりガードできます。

「上下の窓は開閉できるようにして、涼しい夜風や草木の香りが部屋の中に通るようにします。横長の窓だからカーテンも必要ないし視線も気にならない。上の窓からは夜空の景色も楽しめるし、一石二鳥の窓です」

さらに、窓のサイズや位置にも気を配ることで防犯にも対応。

「人が侵入できないとされる窓の寸法が14cm以下。また、侵入しにくい高さが地面から1.7m以上と言われているそうです。だから、下の窓の寸法を14cm以下に、上の窓の高さを1.7mより上に設置すれば、防犯上も安心。防犯対策がバッチリだと、余計な心配をせずに心からリラックスできるでしょう?」

畳に座ってくつろぎ
五感で自然を感じる

「テーブルを置くとしたら、さりげないローテーブル。椅子ではなくて、畳の上という低い位置に座ることで、下の窓から入ってくる自然の気配を敏感に感じとることができます。例えば、音楽の代わりに風の音やスズ虫の声、アロマの代わりに花や草木の香り…人工的なものはなるべく遠ざけて、五感を研ぎ澄まして外の自然を味わう。そして、それをツマミにワイングラスを傾ける

明るい照明も必要なし。もし庭にガーデンライトがあって、その明かりが下の窓からさし込めば、ほどよい明るさの間接照明になります。

下の窓からはガーデンライトのやさしい光、上の窓からは美しい月明かり…心地よい明るさに包まれて、なんだか心も癒されそうです。

日常からいったん離れて
気分をリセット

「寝る前の読書なんかも同じこと。本という別世界に行くことで、心をリセットして眠る準備をしているのだと思います。でも、もし寝る前の時間を『くつろぎまど』のある部屋で過ごせたら

くつろぎ方は人それぞれ、思いのままに自分にとって心地よいことをすればいいという。例えば、1杯だけワインやビールを味わいながら、一日の終わりを夫とふたりで過ごしたり。お酒が飲めない人だったら、香りを楽しみつつハーブティーを飲んでもいいし、夜風や草木の香りに包まれて、しばしの間ひとりでぼーっとするのもいい―――

眠りにつく前のひととき、「くつろぎまど」のある部屋では思い思いのリラックスタイムが繰り広げられ、そんな時間と空間がきっと一日の疲れを癒してくれることでしょう。

                      引用(一部抜粋)LIXIL SQUAREより

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